切迫早産入院中に役に立ったもの

次男がおなかにいた時の話です。
28週で切迫早産と診断され、自宅安静を言い渡されました。仕事も強制終了です。
しかし、暴れたい放題の2歳児相手に安静などできるはずもなく...。
1週間後、突如入院することになってしまいました。

今まで入院なんてしたことがないので、何を準備すればいいのか焦りました。
長い入院生活で役に立ったものをまとめておきます。

☆おしりふき
お手拭きや、シャワーに入れない日に気になるところを拭いたり、
顔を洗うのが面倒な朝はこれですませたりと、なにかと便利でした。
赤ちゃんのデリケートなお肌を拭いても大丈夫!なので、あらゆるとこに気兼ねなく使えました。
産まれてからも使えるので用意して損はありません。
貼って使うワンタッチで開くフタや、専用ケースもあるとさらに便利です。

☆おりものシート
夫に下着の洗濯を頼むのは本当に気がひけました。
初めの頃は手洗いしてから家に持ち帰ってもらいましたが、
安静を保つには腰をかがめて洗濯するのも一大事なので下着をなるべく汚さないように
用意しました。必須です。入院時に家から持って行けばよかったです。
ネットで注文して、外箱ごと持ってきてもらいました。

☆マイ枕
病院のパイプ枕はガチガチにかたく、首や耳が痛くてずっと横になるだけでも辛くてたまらなかったです。
ただでさえ点滴の副作用でなかなか眠れないのに、枕が合わないのは非常にストレスでした。
当初から2ヶ月の入院を覚悟してたので、すぐに家から持ってきてもらいました。快適です。

☆カレンダー
正産期までが見通せるカレンダーを作りました。
ゴールを視覚化すると少しだけ頑張れる気がします。
1日ずつつぶしていくとわずかながらも達成感が。
その日のトイレの回数を聞かれるのでメモしたり、シャワーに入った日や
点滴を差し替えた日をメモしておくのに便利でした。

☆ガーゼタオル/バスタオル
すぐ乾く、よく水を吸う、かさばらない!赤ちゃんが生まれてからもお風呂の後や、
お昼寝ケット、シーツ、おくるみ、枕の代わりにとフル活用できます。
使い古したタオルはスタイにリメイクしました。よだれをよく吸ってくれて便利です。
バスタオルは縫ってゴムを通して、長男のプール用ラップタオルにもなりました。

☆いい香りがするもの
私はスティック石鹸を通販で買いました。
さりげなくいい香りで石鹸ケース不要。泡立てネットも付いていて助かりました。
思ったほど香りは強くなかったけど、顔を洗うたびに気分を上げてくれました。
自分では買えないちょっといいシャンプーやトリートメント、シートパック、
いい香りのハンドクリームなどは、お見舞いに喜ばれるのではないかと思います。
私は家族以外誰もお見舞いに来てくれなかったけどね!
相部屋の場合は香りが強すぎると他の方たちのストレスになるのでご注意くださいませ...。

☆飴やフリスク
私はお菓子大好きなのですが、入院していた病院は3時におやつが出され、
食事もボリュームたっぷりだったので、がっつり間食をする隙がありませんでした。
他の患者さんが、お見舞いにもらったこってり甘いものを食べていたら
看護師さんに嫌味を言われていたので、差し入れは控えた方が良さそうです。
のど飴やレモンタブレットはこっそり食べられて、食後に口をさっぱりさせてくれて便利でした。

☆暇つぶしグッズ
入院中はとにかくどうやって暇をつぶそうかと考えていました。
テレビっ子でもないし、一日中携帯を見ているとすぐに速度制限がかかります。
DVDを借りてきて欲しかったけれど、長男の世話でいっぱいいっぱいの夫に
返却まで頼むのは申し訳ない。
うちは車がないので、本や漫画は運ぶのが大変...。

そんな中、一番良かったのはかぎ針編みでした。
点滴をしたままの腕でも寝たまま編めるし、単純作業だけど達成感があります。
何度もほどいてやり直しができるので、縫い物よりもじっくり楽しめます。

まずはコットンの毛糸で兄弟お揃いのどんぐり帽子を編みました。
長男は「こんなのいらねぇ!」と帽子を投げ捨てました...。
そのあとはアクリルの安い毛糸でクリスマスの飾り用の靴下をたくさん編みました。
大きいサイズのものは枕元に飾り、小さいサイズのものはつなげてガーランドにしました。
これを毎年クリスマスに見るたびに、入院中のことをしみじみ思い出す素敵な作品になりました。

xmas_sox.jpg
29週から36週まで、ただ横になっているだけの7週間。
過ぎてしまえばあっという間でしたが、1日が長くて長くて仕方がなかったです。

一番心配だったのは、猫たちが私のことを覚えているのか?ということでしたが...
うちの猫たちは特別賢いってわけでもないのですが、ちゃんと覚えてくれていました!