カウンターキッチンの猫対策

猫と一緒に暮らすにあたって、基本自由にしてもらってはいるのですが
留守中に入って欲しくない場所があります。
トイレ・風呂場・キッチンのいわゆる水回りです。

トイレやお風呂場はドアを閉めてしまえば大丈夫ですが
我が家のキッチンはカウンターキッチンなのでどこからでもウェルカムな状態です。
以前流しに置いてあった洗い物にたまった水を飲もうとしていたことがあり
目の届かない時に入って欲しくない場所なのです。

そこでまず、入り口に扉を付けました。
引き戸にリフォームするのが理想でしたが、戸を引き込む壁がないので出来ず。
ベビーゲートも猫は簡単にジャンプして飛び越えてしまうので意味がありません。
アコーディオンカーテンは下からくぐれるらしいので、木製のパネルドアを買いました。

上から吊り下げて、横にスライドしてマグネットで扉を閉じるドアなので
そのままでは猫がガンガン突っ込むと力ずくで突破できてしまいます。
持ち手に紐をつけ、さらにその高さに合わせて壁にフックを取り付けてから
フックに紐を引っ掛けて鍵のようにしました。これで開けられることもなくなりました。
開け閉めに力がいるのと、ガラガラっと大きな音がするのが気になるところではあります。

次にカウンター部分は、100円ショップの白いワイヤーネットをたくさん買ってきて
結束バンドで連結させて覆いました。見た目は非常に貧乏くさいのですが背に腹は代えられません。
普通なら猫をケージに入れるところを、我が家は人間がキッチンという檻に入ります。

とりあえずの処置のつもりがそのまま数年経過し
ワイヤーネットの水でよく濡れる部分は塗装が剥げて錆びてきてしまいました。

アイリスオーヤマから大きなサイズのワイヤーネットが売られているのを発見したので
そちらに買い換えることにしました。
120×60cmと30×60cmの2枚でうまいこと塞ぐことができました。
専用のフックをキッチンの外側につけ、ぶら下げるようにしたので、取り外しも簡単です。
結束バンドのつぎはぎがないだけで、だいぶスッキリ見えます。

寝る時と留守中はキッチンのドアを閉めていますが、それ以外は開けたままにしています。
昼間はほとんど別の部屋で寝ているのでキッチンに入ることはないようです。

料理中に足元で寝られたりすることはありますが(かなり邪魔です)
火に近づいたり調理台に乗るようなことはありません。
猫にしつけなんて無駄だと思ってましたけど、いつの間にかちゃんと学習してるんだなと思いました。