March 22, 2011
神様、仏様、ちゃま様
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おひさしぶりです。
とうとうわが家に猫がやってきました。

猫の『ちゃま』(たぶん10ヶ月、オス)です。
東京キャットガーディアンというシェルターから引き取りました。
なんだかんだでもう1ヶ月半がたちました。

猫を飼うのは初めてだったので、最初はどうしたものやら勝手がわからず
猫相手にマジ切れしたり、大人げなくべそべそ泣いたりしておりましたが
ようやく落ち着いて暮らせるようになってきました。

すっかり家族の一員です。

3月11日、あの大地震の瞬間
私は自宅のリビングでのほほんとホットケーキを食べていたのですが
マンションの電気は止まり、水も出なくなってしまいました。
外に出てみると、街中が停電しているようで
コンビニもスーパーも閉店。携帯の充電ものこりわずか...。

なすすべなく日が暮れていき
懐中電灯片手に部屋でじっとしているしかありませんでした。
電車はすべて運休、夫は帰れないとのこと。

ただならぬ状況にあわてふためいていましたが
ちゃまがいつもどおりウンチをしたおかげで少し冷静になれました。
猫じゃらしで一緒に遊んでだいぶ気が紛れました。
超心細かった夜も一緒に寝てくれました。

ちゃまがなんでもいたずらするので
無駄な物はいっさい置かず、しまっておいたおかげで
被害はデッサン人形が倒れただけですみました。

節電で暖房が使えなくても
ちゃまがひざに乗ってくれるので、ほかほかと温かいです。

本当にもう、ちゃま様々です。

もしも、どこかに避難することになった時
落ち着いてちゃまを連れて行けるかどうか...心配です。

神奈川県の我が家は全く被災していないにもかかわらず
日が暮れて家にひとりでいるとものすごく不安になるし
携帯から地震速報のけたたましい音が鳴るたび震えがとまりません。

これを書いている間にもギュイッ!ギュイッ!!と地震速報が鳴って
ひざの上のちゃまにしがみついております。

どうかみんなが穏やかに暮らせる日々がおとずれますように...。