November 26, 2008
「ドレスはやめろ」と先生は言った
結婚式で背中がガーッと開いたドレスを着るので、
美容室で背中のうぶ毛をそってもらうことにしました。

式の何日前に剃るのがベストなのか
お店によって言うことがちがってやきもきしましたが
いちばん電話対応がよかったところに決めました。

ダンディーな声の主(先生と呼ばれてました)が言いました。
「カミソリを持てるのは私だけですが...よろしいですか?
直接私が肌にふれないよう、タオルをあてて剃っていきますので。
それから、必ず女性スタッフをそばに置いておきますから
ふたりっきりになることはありませんので、大丈夫です!」

全く意識してなかったのに、そう言われると逆に心配になってきましたが
背中で何が行われているのか全く見えないし、ま、いいかと思うことにしました。

「うわっ、すごいよ!見て!ホラッ!!」
先生が突然興奮しだしたので、あまりの毛深さに仰天しているのかと思いきや
「こんなうなじ、はじめてだよ〜!」と
人生ではじめてうなじをベタぼめされました。
うなじの善し悪しが全然わからないんですけど...。

「剃らなくても富士ができてるでしょ?わぁ〜。なんでドレスじゃなくて
着物にしなかったの?お顔もとっても日本人らしい顔立ちだし、
いや〜、ほんと、着物を着るべきだよー。ドレスは中止!なんてね、へへ...。」
と言われ続けて、複雑な気持ちでした。

さらに、「この鎖骨のあたり、毛流れが逆だなぁ〜。こんなのはじめてみたよ。」
と、レアな毛流れにも感心されました。

ひんぱんに「うーん、やっぱり...深いのかなぁ〜。」と言うので
なんのことかと思っていたけど、「(毛)深いのかなぁ〜。」って
ことだったみたいです。やっぱりそうなのか。

顔そりもしてもらい、ノーメイクテッカテカの状態で
電車に乗って帰りました。

エステは必要ないと思ったけど、シェービングはやってもらってよかったです。
November 21, 2008
またしても
うさんくさいエステを解約し、心がすこしだけ軽くなったのもつかのま。

式場の専属のヘアスタイリストさんとやらがついて
先日ヘアメイクのリハーサルをしたのですが
これまたびっくり、演歌歌手みたいなアップにされてしまいました。

あらゆるアングルから撮影された見本を持っていったのに、ぜんぜん違う...。
いや、大まけにまけて、違っててもいいけどさ...
なんだその古くさいセンス!!
このスタイリスト、ヘタしたら私より若いと思うけど。

その場では「モデルがちがうから?いや、髪質か?...ブツブツ...。」と
おかしさに自信が持てなかったのですが
できあがった髪型を写真に撮ってもらい、家に帰って落ち着いて見たところ
いくらなんでもやっぱりないだろ!コレは!と怒り心頭。

自分と見本の明らかに違うさまがわかる画像を作成し
「こんもり盛られた毛先が古くさい」と送りつけたところ、
「毛先をうんとすいてください!」と髪の量のせいにされてしまいました。

いきつけの美容院の美容師さんに相談したところ
「え〜〜っ!全然ちがう!毛先のせいじゃない!!」と一緒に怒ってくれて
「僕がアレンジの見本を見せます」と、美容師魂をみせつけてくれました。

自分のテクをおしみなく披露し、希望通りのアレンジをみごと再現。
いつもはちょっと暑苦しい美容師さんも、今日はキラキラと輝いてみえました。
当日もそこでやってもらって、会場入りしようっと。

が...。式場のヘアメイク基本料...な、な、なんと6万円!!! 
アホかーーーーー!!!!

プロってなんだ...?仕事ってなんだ?(ギャバン?)
怒りがおさまらないので、ついつい日記にしたためてしまいました。
November 10, 2008
エステ逆効果
結婚式まであと20日...。
あれこれ自作することが仇となって、ストレスにつぶされそうな毎日です。
...間に合うの?これ。

そんな休日のすきまに、いまや花嫁なら誰もが通うという
「ブライダルエステ」なるものに行ってみました。

式場と提携しているエステに行ったのですが
あきれるほど白々しい接客ぶりに、行くのが嫌になりました。
でも予約しちゃったから、もう1回行かないと...。

あれこれお手入れが終わると
「ひどく乾燥が進んでいます!!」とダメ出しをされ
高い化粧品を買えよと、エステティシャンは言ってくるのです。

いままで、テカテカのにきびづらだったのに
そんなに深刻に乾燥していたとは、全く知らなんだ。

今日は背中のケアとやらをしてもらい
化粧品の売り込みも「いりません。」と一喝したのち
逃げるようにして店を出ると
「ああっ!お客さまっ!!!」と
芝居じみたピンクレディーのケイちゃんみたいな店員につかまり
「今日は、いかがでございましたかっ!!?」と問われたのですが
その人の顔がものすごく近くて、目をカッと見開いていたので
恐ろしくなりました。
パーソナルエリアにぐいぐい侵入され、警戒心が300%上昇しました。

「どうと言われても...背中がどうなっているのかわからないのですが。」
と、正直に答えたところ、返ってきたことばは
「くれぐれも、お日焼けなどなさらないように、お気をつけくださいねっっ!!」
でした。

...。

この場におよんで、日焼けする方がむずかしいです!
もう行きたくないよ!