April 10, 2011
LUSMO(ルスモ)と食いしん坊すぎる猫
日中、家を空けることになったので
自動給餌器「LUSMO(ルスモ)」を買いました。

「ルスモ」はタイマーがついていて
時間がくるとえさがパラパラっと出てくる機械です。

うちの猫は食に対してものすごく貪欲なので
機械を設置してすぐに、出口から腕をつっこんで
えさをかき出しはじめました。

後付けの『掻き出し防止パーツ』(両面テープで貼り付ける仕様)を
取り付けたものの、機械をゆするとえさがポロポロ出てきてしまい
執拗にえさをほじくり続けてパーツがもげてしまいました。



これはいかん...と思いましたが
もう好きな時に好きなだけほじくるがいい!と
思い切ってパーツをつけずに、1日分だけえさを入れて
出かけてみました。

帰宅すると、まるで泥棒が入ったかのように
機械がひっくり返り、中のタンクやえさの受け皿が
バラバラに散らばっていました。

0411.jpg

えさは一粒残らずきれいになくなっていました。

アマゾンのレビューによると
食い意地が張っている猫には意味がないとのこと。
そうですか...。えええ...。

納得がいかないので
メーカーに何か対策はないかと問い合わせたところ

「より強力なテープで固定したパーツを送ります。」とのこと。
パーツをつけても振動でえさが出てくるのですが...と言うと
「そういう仕様なんです。」とキッパリ。

さらに「機械を倒されたという事例はいままでに聞いたことがない。」と言われ
「倒されないためには、えさを満タンにしてください。」と言いはじめました。

常に満タンにしておくということですか?と聞くと
「そうですね。」と答えました。

そんなの使いにくすぎるだろ...。においは飛ばないのかしら?
えさがポロポロ出てくる仕様だから
1日で1キロぜんぶかき出して食べることもできちゃうよ。

終始「お宅の猫の食い意地が張りすぎなんだよ」というメーカーの対応に
ものすごくがっかりしました。

しかたなく、本体を倒されないように
床に養生テープでがっつり固定しています。

フタのストッパーになっている持ち手も
簡単に動かされてしまうので、テープで留めています。
えさは満タンにせず、出かけるその日分だけ入れて使っています。

1万円もする機械なのに、ここまでカスタマイズしないと使えないなんて...。
うちの猫ってよっぽどなのかなと思うけど、メーカーもどうかと思う。
March 22, 2011
神様、仏様、ちゃま様
DSC04018.JPG
おひさしぶりです。
とうとうわが家に猫がやってきました。

猫の『ちゃま』(たぶん10ヶ月、オス)です。
東京キャットガーディアンというシェルターから引き取りました。
なんだかんだでもう1ヶ月半がたちました。

猫を飼うのは初めてだったので、最初はどうしたものやら勝手がわからず
猫相手にマジ切れしたり、大人げなくべそべそ泣いたりしておりましたが
ようやく落ち着いて暮らせるようになってきました。

すっかり家族の一員です。

3月11日、あの大地震の瞬間
私は自宅のリビングでのほほんとホットケーキを食べていたのですが
マンションの電気は止まり、水も出なくなってしまいました。
外に出てみると、街中が停電しているようで
コンビニもスーパーも閉店。携帯の充電ものこりわずか...。

なすすべなく日が暮れていき
懐中電灯片手に部屋でじっとしているしかありませんでした。
電車はすべて運休、夫は帰れないとのこと。

ただならぬ状況にあわてふためいていましたが
ちゃまがいつもどおりウンチをしたおかげで少し冷静になれました。
猫じゃらしで一緒に遊んでだいぶ気が紛れました。
超心細かった夜も一緒に寝てくれました。

ちゃまがなんでもいたずらするので
無駄な物はいっさい置かず、しまっておいたおかげで
被害はデッサン人形が倒れただけですみました。

節電で暖房が使えなくても
ちゃまがひざに乗ってくれるので、ほかほかと温かいです。

本当にもう、ちゃま様々です。

もしも、どこかに避難することになった時
落ち着いてちゃまを連れて行けるかどうか...心配です。

神奈川県の我が家は全く被災していないにもかかわらず
日が暮れて家にひとりでいるとものすごく不安になるし
携帯から地震速報のけたたましい音が鳴るたび震えがとまりません。

これを書いている間にもギュイッ!ギュイッ!!と地震速報が鳴って
ひざの上のちゃまにしがみついております。

どうかみんなが穏やかに暮らせる日々がおとずれますように...。
December 20, 2010
そろそろ...猫なんじゃない?
だいぶ引っ越しの荷物も片付いてきたところで
そろそろ猫を迎え入れてもいいんじゃない?と思い
里親を募集している猫カフェへ行きました。

人生初の猫カフェ。
ここに運命の出会いが待っている(かもしれない)と思うと
グッと緊張が高まり、鼻息もフンフン荒くなります。

ドキドキ最高潮の状態でドアを開けると
もわっとした熱気とともに強烈な獣臭さに包まれました。

く...くさい...!!

プラズマクラスターの大きな空気清浄機が
3つほど置かれていましたが、全く効果なしです。
プラズマクラスターの信用度ガタ落ち。

いつまでたっても鼻がニオイに慣れず
こんな中でよくみんなニコニコとお茶が飲めるものだなと
感心してしまいましたよ。

猫たちは想像以上に大きかったです。
半年でもう大人サイズになるのね...。
子猫の時代は一瞬なのね。

かわいい...けど...グフッ!
しーみーるー!!

あーもうほんとこのニオイだめだわ。泣きそう。

小さい頃、友だちからもらったお弁当のフルーツは
人んちのニオイがして食べられなかったし、
公衆トイレがくさくて用を足せず、おもらししてばっかりだったので(恥)
体が受け付けないニオイがDNAに刻まれているのね...きっと。

家がこんなニオイになっちゃったら...アタシもう耐えられない!!
ちゃんとお掃除すれば大丈夫なんでしょうけども。

このニオイに打ち勝つものだけが、猫を飼うことを許されるのだよ!
ワーッハッハッハー!!...ってな感じで
お店に試されていたのでしょうか。

とりあえずここの猫カフェは常連さんも多いし
猫たちは幸せそうだったので、今回はご縁がなかったということで...。

現実をありがとう...。


*補足*

どのお店もくさいわけではないみたいですよ。
くさくない猫カフェの方々、ごめんなさい。応援してます。