March 02, 2008
駆け抜けた1日【後編】
Nちゃんと私は、舞台挨拶の余韻を引きずったまま
六本木ヒルズをため息まじりでぶらぶらしました。

それでも友だちの結婚パーティーまでかなり時間があったので
とりあえず会場のある原宿まで移動して、カフェでまったりしていました。

まだ1時間もあるけど、どれくらい前から会場に入れるのかな?と
受付の子にメールを送りました。

「あ〜、ホント顔小さかったね〜。あ、髪巻き直していいかな?」と
Nちゃんがカフェ店員の目を盗んで、コテを温めていると
受付嬢から電話がかかってきました。

乙女座「ふたりとも、どこにいるの?」
双子座「えーと、原宿のカフェでお茶してるよ〜。」
乙女座「えっ!?何してるの?もうみんな来てるよ。」
双子座「え〜?だって3時からじゃないの〜?」
乙女座「ちがうよ、2時からだよ!!」
双子座「ゲーッ!!」

やっちまった!!!
余裕ぶっこいてる場合じゃなかったっつーの!
Nちゃんは「コテがアツアツでバッグにしまえない!」と
コテを片手に店を飛び出しました。

3時だと思ってたのに...おかしいな。と首をかしげる私と
「だってチホが3時だって言ったから〜!」と言い張るNちゃん。
...いや、ちゃんと招待状を読みなさい。2人とも。

息もきれぎれに会場へ到着すると
開始が少しおしていたおかげでなんとか間に合いました。ヨカッタ。
(*おしていたのは、誰かさんたちが遅れて来たせいです)

主役の友だちの花嫁姿はとってもキレイで
花嫁さんっていいものねと思いました。

出された料理がとってもおいしかったのに
ついさっきカフェでミルフィーユをがっつり食べたせいで
メインに行く前にすでにおなかが苦しくなってしまいました。

「デザートのケーキは、幸せのおすそわけという意味がありますので
どうぞ召し上がって、幸せをたくさん持ち帰ってくださいね。」
などと司会の人が言うので、意地でもデザートは残せないぞ!と
がんばってみたのですがダメでした。
くいしん坊の名に傷がついちまったぜ...へっ。

Nちゃんが突然司会の人にマイクを向けられ
号泣しながら即興スピーチをしている姿にみんなもらい泣きをしました。
私もぐっと涙が出そうになるのを、紅茶をぐいぐい飲んでごまかしました。

「隆太にはガン泣きしてたのに、私のスピーチはなんでガマンするわけ?」
とNちゃんに言われてしまいました。スミマセン。なんか照れくさくてね。

パーティーはすみずみまで気配りが行き届いていて
こういうのって人柄が出るものなんだなあと感心しました。
私にはこんなのとてもできないな...いや困った。

そんなこんなでものすごく濃い1日でした。
前の夜は興奮したせいで3時間しか寝られなかったうえに
その前の夜は実は一睡もしていなかったりで
テンションの振り幅がものすごかったです。

ただいま、軽く燃え尽き気味であります。
 
ミーハーだもの

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